岡山県内のおすすめ古本屋三選
古本屋って、なんか惹かれます。
太宰とか芥川とか、文豪たちが通い詰めていたイメージが多いからでしょうかね。それに個人経営の古本屋さんは、品ぞろえに店主さんの人柄が出ていて面白いですしね。。。
私は店頭に出された安売りの本を求めていったり、時には古い専門書をさがしに行きます。買った本を持ち帰って、お気に入りのソファに座り、コーヒーを飲みながら本の世界に入り込む。。。
ああ。想像しただけで心が安らぎます。
皆さんも古本に囲まれてゆっくりしたいときがあるのではないでしょうか。
1.万歩書店
まずは、言わずと知れた万歩書店です。
店に入って少し奥に進んだ時の、両側に所狭しと並べられた古本。そして置き場に困って床に積み上げられた大量の古本。図書館のようですが、何でしょう。本に圧迫されているようでした。でもそれが幸せで、どきどきが止まりませんでした。(この表現何か恥ずかしい。)
そこはまるで、本の森。
全国的に有名な巨大古本屋であり、二階建てとなっています。
ここの凄みと言えばその品ぞろえの多さでしょう。全国から古本マニアが訪れるほど、古書、それも大正や明治からある小説や辞典などを多く取り揃えています。
もちろん現代の本も多く、お宝や掘り出し物のような本を見つけることもありました。
最寄駅である北長瀬から歩くと15分ほどかかり、交通の便はあまり良くなかったですが、行ってしまえばそれを忘れてしまう程素晴らしい空間が広がっていました。
2.蟲文庫
こちらは倉敷の美観地区のはずれの方にあるお店です。
ゆっくりと落ち着ける内装、店に入れば店主の田中美穂さんが出迎えてくれます。彼女自身、お若いながら何冊か本を出版していて、生まれながら本の虫のような方だと伺いました。
だから蟲文庫なんでしょうかね。
お話を伺うと楽しくて引き込まれます。
3. ロンサール書店
ロンサールと言えば、かの有名な詩人の名前ですよね。
店の外装は、ロンサール出身のフランスをイメージして作られており、店内は壁一面に本が高く並べられています。
入店した時、まるでシャーロックの書斎のような、クラシックに整えられた誰かの書斎に入ったと勘違いしそうなほどゆっくりとした空間。(筆者は、シャーロックが大好きなのです。原作もですが、ベネディクト・カンバーバッチのSHERLOCKを見て熱中してしまいました。)
ロンサールの名前だけあって、外国の本、それもフランスのものも多いように感じました。
ちなみに、机も配置されており、座り読みができます。何時間でも居てしまいそうですよね。
まとめ
今回は3つのみしか岡山県内の古書店を紹介できませんでしたが、県内にはもっとたくさんの興味深い古書店があります。
皆さんも、自分からそういったところに、冒険してみるのもいいかもしれません。
失礼します。